「ある日の1コマ」放課後等デイサービスminori.lab

ある日、国語の文章読解の宿題を、静かにじっくり取り組んでいる子がいました。 

すごく集中していることが嬉しくて、つい褒めたくなりましたが、ひと段落つくまでそっと待つことにしました。 

見守っていると、「ん?なんだ?」という表情になり、どうも問題を難しく感じている様子がありました。 

「迷ってる?どうかな?」と声をかけると、それが後押しになったのか、一息ついて「やっぱりこうだ」と自分で答えを決めて進めていくことができました。 

分からないところをすぐに説明をするのではなく、すこし待って自分で導き出す力を引き出すことができました。 

私もそう思うよと話をしたり、 初めて読んだ文章だったかもしれないけど全部自分で答えられたねと伝えたりすると、「ここにこう書いてあるから」と笑顔で応じる表情からは満足感が感じられました。 

 子どもとペースを合わせながら、一緒に物事に取り組み、うまくいったときには一緒に喜べるような関係をつくっていきたいです。

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