「教科書の大切さ」放課後等デイサービスみのりⅡ

”学校の勉強を補う”というと、どうしても「何か良いドリルを買って、」とか「適した問題集を用意して、」と考えてしまいがちです。  

しかし、最近よく感じるのは「教科書の大切さ」。教科書は身につけるべき知識やものの考え方を段階的に、体系的に非常によくまとめられており、その内容をゆっくりと順番に順番に確認し復習していくだけでも大きな学びとなるよう作られています。

実際にプリントを何枚も何枚も取り組むより、教科書をその子のペースに合わせてもう一度しっかりと復習した方が、内容の理解が深く、また学校の勉強にも自信が持てるようになるのでした。  

算数も国語も学校で習うことは全て教科書に書いてあります。

その内容によく目を通し、しっかりと読み、授業で先生がどんなことを話していたかを問いかけ、一緒に振り返り、わからない箇所は学年を遡って確認する。

その子にはいま何の復習が必要かを見極め、どんなに遡ってもいいから教科書を順番に順番に焦らず取り組む。

根気が要りますが、この繰り返しがとても大切だと感じています。  

あまりにも身近なのでついつい軽視してしまう教科書ですが、その力をもっともっと活用し、子どもたちの自信に繋がっていくような学習支援のあり方を今後も模索していきたいと思っています。

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