『テオ・ヤンセン展を観に行こう！』放課後等デイサービスみのりⅡ

いつもと違ってみのりⅡに来た時から少し緊張している子、どんな展示が観れるのかを事前に調べて来た子、普段の療育だと遅刻をしてしまうけど集合時間をしっかりと守ってくれた子。

出発前の説明の聞き方、移動中の列の守り方、地下鉄では自分が座る前に周りを見て、席が充分空いてること確認してから座る子がいたり、展示の「お手を触れないでください」「手にとってご覧ください」の注意書きをきちんと確かめならがら鑑賞していたり、普段の療育とはまた違う子どもたちの頑張りを見ることができました。

そして、芸術や科学の枠を超え、大人になっても無邪気に純粋に作ることを楽しみ、物に命を吹き込むテオ・ヤンセンさんの作品は子ども達の心に直接伝わるものがあった様です。この経験が、子ども達にとってどんなものになるかは分かりませんが、心に撒かれた”一つの種”として、いつか芽生える日が来てくれたら嬉しいです。