『鈍行列車で行こう』放課後等デイサービスminori.lab


突然ですが 今の子どもたちの状況を、列車とその乗客に例えてみました。 

2月下旬 

普通列車で、だいたい予想がついているいつもの日常を過ごしていたところ、突然の全面運行停止! 

3月〜5月 

とりあえず点検して、なんともなさそうだから、少しずつ動かしてみよう♪ と思ったら、やっぱり危険かもしれないからと、またまた運行ストップ! 

長〜い修復作業が必要となり、ただただ終わるのを待つ日々。 

6月 

たぶんもう大丈夫、ということで、徐行運転を経て、あわてて走り出した特急列車。 

それに乗っている(乗せられている?)子どもたちは、振り落とされないようにつかまるので精一杯。 

と、こんな感じでしょうか。 

どおりで、labについてからの様子も 明らかにぐったりしていたり 「もうやりたくない」と 勉強の途中でくじけたり 「帰りたい」と泣き出したり してしまうわけですね。 

また同様に、ご家庭での様子も 今までできていたことができなくなったり イライラしやすくなったり しているのではありませんか? 

それに付き合う親御さんも大変です。 

そんな時は、ちょっと一息 深呼吸。 

急行や特急列車ではなく、各駅停車の鈍行列車に (あえてここは普通列車と書きません!) 乗っていると考えてみるのはどうでしょう? 

ゆったりと景色を見ながら 季節の移ろいを感じ、見慣れない駅に停車しては その街の人の生活に思いを巡らせ 疲れたら眠り 好きなおやつを食べ 暇を持て余すと本を読み、音楽を聴き… 人生の目的地はまだまだ先です。 

あわてず焦らずのんびりと あっという間に通り過ぎて行ってしまう日常を 少しでも楽しみ・味わいながら 過ごせると良いですね。 

どんな未来が待っているかは まだ誰にもわかりません。 

私たちスタッフも ドキドキ、ワクワクしながら 子どもたちのこれからの成長を 親御さんと二人三脚で 支え、見守っていけたらと思っています。 

面談以外では、なかなか時間をとってお話する機会を作りにくい状況ではありますが、何か心配なことや聞いてみたいことがありましたら、療育説明の際や、電話やメールでも構いませんので、遠慮せずご相談ください。

0コメント

  • 1000 / 1000