『 共育が 教育を育む・・・Ⅺ 』放課後等デイサービスみのりⅡ

定期試験を来週に控えながら このところ自身体調を崩したり、家族もあまり調子が良くないなかで久しぶりの来所となったある日・・・。  

体調のことを聞いたり、試験の話をしていく中で・・・  

「〇くん、最近体調はどう・・・? 良く寝られてる?」  

「ハイ!夜は寝られているほうだと思うんだけど・・・体調は?って聞かれると、あまり良いとは・・・言えないかなぁ・・・」  

「何か原因があるのかなぁ?」  

「テスト近いんだけど、その気にならないって言うか、全然勉強してないんです・・・」  

「それじゃ・・・〇くんは、分かっているんだけど!・・・って感じかな?でもどうするの?」  「う~ん 先ずは今日は、とりあえず英語がんばります!」  

「分かったよ、でっ!テスト範囲はどこ・・・?」  

「えっと~、分かんないなぁ?!」  

「えっ!前回は、どこまでだったけ?今日はとにかくその続きからやっておこうか?」  

「はいっ!」

 ~しかし、この通りの残念なことに前回の範囲もはっきりせず、10月はじめ頃取り組んだ単元を学習することにして・・・~  

今年度4月から気持ちも新たに、学習に取り組み始めていた〇くん。

また、学習以外でも他児との関わり方にも変化を見せたり、〇くん自身の成長を感じさせてくれていたのに・・・。  

確かな手ごたえを感じ始めていたのは、本児自身だったはずが・・・。

さあこうした時〇くんと私がどうやって”歩”を進めて行くのか?行けるのか?  

まだまだ”歩”を止めるわけにはいかない・・・。

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