「あべこべかるた」放課後等デイサービスMinori.lab

minori.labの特別クラスとして開設しているKOTOBAクラスでは、毎回、言葉に関する遊びを行っています。
先日の言葉遊びは「あべこべかるた」。
「かるた」と言えば、読み札と同じ言葉の札をとるのが普通ですが、「あべこべかるた」は読み札と反対の意味の言葉を探します。
例えば、「大きい」と言われたら、「大きい」の札ではなく「小さい」の札をとります。
はじめは、読み札と同じ言葉に手が出てしまい、お手付きばかりの子どもたち。
しかし、すぐに「〇〇の反対だから・・・」と言いながら正しい札を選べるようになりました。
「高い」の時は、イラストにつられて「浅い」にお手付き。
でも、「ん?何かちがう!」と「低い」の札を選び直していました。
そして、「深い」と読まれると、「そうそう!これこれ!!」と自信満々で「浅い」の札をとっていました。
一番先に札に触れた人は「〇〇の反対は△△です。」と紹介し、みんなでチェック。
OKをもらえると自分の札になります。
徐々に札をとるスピードが速くなり、紹介の仕方も上手になってきました。
やがて、普通のかるたと同じような勢いで次々と札をとりはじめる子どもたち。
その順応性には驚きです!
ワークシートの学習では、「重い」の反対は「重くない」と否定の表現をしていた子も、しっかり対義語の「軽い」を探していました。
これからも遊びを通して楽しく言葉の感覚を養っていきたいと考えています。

0コメント

  • 1000 / 1000