「チャレンジ」放課後等デイサービスminori.lab

2年生で学習するかけ算九九。 

その後に学習するわり算や日常生活の様々な場面で活用する、とても重要な内容です。 

ですから、学校での学習が終わった子どもたちは、全員が九九をしっかりと身につけている必要があります。 

 minori.labでも、九九の定着を目的として、「九九マスター」への挑戦を応援しています。 

「九九マスター」とは、九九の各段を順番に、逆さまに、ランダムに言えるようになった後、全ての九九に対して完璧に答えられると合格するというものです。 

挑戦者は、みんなの前で様々な九九を唱えていきます。 

その日の療育に参加している子どもたちやスタッフからも問題を出します。 

見事にクリアできると合格ですが、3回間違えると、後日、再挑戦となります。 

「九九マスター」への挑戦が始まると、それまで賑やかだった療育室 が一気に静まり返ります。 

挑戦者の鼓動が聞こえてきそうなほどの緊張感に、みんなも固唾を飲んで見守ります。 

思わず「がんばれ…」と小声で応援している子もいます。 

見事に合格した子どもたちの笑顔からは、達成感と安堵感が感じられます。 

残念ながら合格とならなかった時は・・・悔しさと向き合いながら、必死に気持ちをコントロールしようとする様子がうかがえます。 

そして、翌週に再チャレンジ。 

挑戦を繰り返すにつれ、目の前の課題に粘り強く立ち向かう逞しさが備わってくるようです。 

友だちの頑張る姿に、「ぼくも、やろうかな。」「私も練習してくる。」と途絶えていた九九練習を再開させる子もいます。 

何度でも、時間がかかっても、諦めずにチャレンジし続ける。 

そうした頑張りを大切にしていきたいですね。

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