「タイミング」放課後等デイサービスみのりⅡ

何度伝えても、相手に響いていない時ってありませんか? 

それはもしかすると、その相手にとってそのタイミングじゃなかったのかもしれません。 

勉強について、部屋の片付けについて、朝の身支度について・・ 

いろいろ言いたくなることはありますが、当の本人は・・ 

 ある日、ひき算のひっ算問題を出したところ、見た途端に「ひき算はいいです・・」と解くことを断ってきたBさん。 

しかし数週間後、再びひき算のひっ算問題を出し、最初に少しだけ解き方をアドバイスしたら、その後は自分で次々と解き進めていくではありませんか。 

時には「87?」と答えを口に出し、スタッフの顔を見てあってるかどうか確認し、自信ありげに記入する姿も。 

 何度言っても「聞いてくれない!」「してくれない・・」などと「どうしたらいいの?!」と思うこともありますが、でもそれが、いつかストンと子どもたちの中に入り、勉強の理解が進んだり、生活の幅が広がったりするタイミングがあるのではないでしょうか。 

伝え続けることも大切。

でも、焦らずに待つことも、時には必要なことのようです。

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