「ぺんぎんさん」児童発達支援みのり

製作活動の折り紙で「ペンギン」をつくりました。 

A君は、「ぺんぎんだったら、氷がなくっちゃー!」 

B君は、「あっ!おさかなあげよう!」 

C君は、「親子にしよう!赤ちゃん守ってあげなきゃー!」 とお母さんペンギンが、小さなペンギンを抱っこするようにはりました。 

しばらくして。 

「ペンギンのたまごをあたためるのは、オスもするねー。」とスタッフが話すと 「あ!そうだ!この絵本あるよ。」と何かをひらめいたC君。 

1冊の絵本を取り出してきました。 

ペンギンがたまごをあたためて、雛をかえすところや成長が描かれているえほんでした。 

絵本を見ながら、たまごはどんな色をしているのか。 

そして、どうやってあたためるのか。 

C君は、ひらめいてグレーの折り紙でたまごをきりはじめました。 

そのたまごをお父さんペンギンのおなかのところに優しくそっと貼り付けたのでした。 

ペンギンのおりがみという製作活動から ペンギンは、何を食べるのか。 

どんなところに住んでいるのか。 

どんな風に育つのかを子どもたちとまなぶことができました。 

製作をしながら、それぞれが作ったぺんぎんさんにかわいらしい名前もつけて、そこからぺんぎんさんのおしゃべりが繰り広げられ、楽しい時間を過ごすことができました。 

こどもたちが、思い描いたことを受け止め、形にしていくことも大切な関わりだと改めて感じました。

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