「療育の中で見つけた”育ち”」児童発達支援みのり

Cちゃん。

その小さなお友だちはまだ靴下を自分で脱ぐことができません。 

今までは「ここに指を入れてね」とスタッフが一緒に手を添えて脱いでいたのですが、今日は「指を入れるよ」と手を添えようとした時に、既に靴下の中に指を入れています!

「あれっ?今日はなんだかいつもと違うぞ!!」

スタッフはちょっと欲を出して「次は…」と期待を込めてもう片方の靴下を指差しました。

Cちゃんは指を引っ掛けてするするっと靴下を脱ぎ、そこからかわいらしいかかとが見えてきました。 

最近まで「靴下を脱ぐよ」と声をかけられると自分の足を指差していたCちゃんが、「靴下を脱ぐよ」で自分で脱ぐことができるようになる。

そんな育ちの場面に立ち会うことができたのです。

気づいたら傍にいたスタッフと一緒にバンザイをしていました。 

本当に嬉しい出来事でした。

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