「困った行動?」

先日参加した公開講演会。 

鳥取大学の井上先生から「不適応行動への対応」についてのお話。 

強度行動障害のことが主でしたが、共通することも多く大変勉強になりました。 

不適応な行動とは、誰にとって?

立場や見方が違うと、それは不適応行動となるのだろうか?という視点から 本人の疲労の度合いや周りの声かけの仕方次第で、困った行動が増えることもあれば減ることも。 

そして、視覚的に分かりやすいスケジュールやルールの提示などの環境調整を行うことで、困った行動が起こりにくくなり、その調整がまわりの子ども達にとっても分かりやすい環境となる場合もあるということも。 

今まで経験し学んだ行動をかえることは、簡単にはいきません。 

でも、その困った行動はどんな時に起こっているのかをよく見て、正確に記録し、情報を共有し、チームでアプローチをしていく。 

そうすることで、本人にとって「困った行動が減った」だけではなく「望ましい行動が増えた」に繋げていけるように。

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