「絵しりとり」放課後等デイサービスみのり

高校生の療育の際、 子ども達から「絵しりとりやらない?」とのお誘いが。 

普段の休憩中は「1人でゆっくりしたいんです。」と、本を読んでいる子も、 絵しりとりには率先して参加をしました。 

じゃんけんで順番を決め、スタート。 

スタートは”りんご”から。

 ”ご”から始まる絵(言葉)を書き出す子。 

何度か消しながら懸命に自分の思い描く絵を描いていきます。 

周りから『あっ!わかった。ゴーストだ!』と言われると 「そう!!!」と嬉しそうに満面の笑みを浮かべ、次の人にホワイトボートとペンを渡していきます。 

スタッフも入りみんなでワイワイ。 

自分の順番が回ってくるまでは、『すげー!うまいね!』など身を乗り出し絵を覗き込み、何が書かれているか考えます。 

描き手も周りから褒められ

「いや、それほどでも。」

「ありがとう。」

などのやりとりが自然に行われます。 

各々絵を描きながら、

「絵は苦手なんだよね」

「分かるかな?」

「これは絶対わかると思う」

「これ、すげーうまくない!?」 

と言いながら描きあげ、自分の絵がみんなに伝わった喜びを噛み締めていました。 

あっという間に帰る時間になり、絵しりとりは終わりになるも、子ども達だけで「次はDS描こうよ!」と今度はみんなが同じ物(DS)を順番に描き始めました。 

描いた絵を見て、お互いに笑いあったり褒めあったり、絵が得意な子も苦手な子もみんなで楽しめた時間でした。 

 絵しりとりを媒介(ツール)に、皆んなの心が1つになれた気がした1日でした。

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