「紙に書く」放課後等デイサービスみのりⅡ


自分の気持ちとうまく付き合うには、嫌だったことなどについて紙に書き出すというのも一つの方法ですね。

1月のSSTの時間を利用して、子どもたちに体験してもらいました。

今回は、「書いたものは誰にも見せない」「まちがえても気にしない」というやり方を用いました。

書いたものは自分だけが見るようにして、終わったら破いて捨てるのも良いと思います。

「嫌なことは書いてもすっきりしなかったけど、楽しいことは書いたら少しすっきりした」と言う子がいました。

嫌だったことだけでなく、自分の好きなことや楽しいことについて書くのも、一つの方法かもしれませんね。

注意点としては、嫌な気持ちが大きすぎるときは、紙に書いただけでは解消することができない可能性があるということです。

そういうときは、誰かに助けてもらう必要があるかもしれません。

今回、紙に書く方法を体験した子からは、「自分の考えていることを客観的に見ることができておもしろいと思った」という感想がありました。

紙に書くという方法が、合う人もいれば合わない人もいますし、効果が出るときもあれば出ないときもあると思います。

一つの方法が効かないとき、他にも方法がいくつかあると安心です。

今回体験した内容が「自分に合う」と感じたら、ストレスの対処方法のレパートリーの一つとして持っておいてほしいと思います。

そして、他にも、自分に合う方法を見つけていってほしいと思います。

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