「タイミング」放課後等デイサービスみのりⅡ
小テストへ向けて勉強をする子がいました。
少し進めては、「疲れた」と机に突っ伏しています。
スタッフの声はどうやら届いているようですが、このままだと寝てしまいそうです。
スタッフは「大変だね」「時々声かけるね」「進んだね」などと声をかけながら、そばで見守っておりました。
すると、学習時間も終盤のころ、その子は急に時計を見て「あと10分だから頑張る!」と言い、グッと集中して勉強に取り組み始めました。
その日の中で一番、力が発揮できた時間だったろうと思います。
このように、ハッと目覚めたように勉強に取り掛かり始めることが、往往にしてあります。
「◯◯くんはずっと頑張ってるのに、オレ何もやってないじゃん」と、自分のするべきことに、ふと気付く姿も見られます。
(言われないと何もやらない、ということが悪いとは言いません)
勉強に限らずとも、誰でも気持ちの切り替えが難しいことがあります。
場合によっては周囲が急かす必要もありますが、まずは、本人が自分自身のタイミングで行動に移せる力を持っていると信じていきたいと思っています。
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