『ほめる』って むずかしい?  放課後等デイサービスminori.lab



Q.問題です。  

・右ではありません  

・上ではありません  

・前ではありません  

さて、答えはなんでしょうか?  


A.正解は、後ろです。 

何のことかさっぱりわかりませんよね(笑) 

この出題方法だと、答えがもしかしたら左かもしれないし、下かもしれません。 

うっかり違う答えを言って、「なんで分からないの⁈」と怒られても、困ってしまいますね。 

叱って導くことの難しさは、こういうことなのかもしれません。 

実は『怒る・叱る』はダメ出しと同じで、上のクイズのように、何が正しいかを伝えきれないことが多いのです。 

 一般的に、『叱る』より『ほめる』ことが大事だ!などと言われていますが、子育て中の保護者の方からよく聞くのは、「どうほめて良いか分からない」「ほめると調子に乗るのではないか?」という言葉。。 

それでは『ほめる』というのは、どういうことでしょうか? 

それは、やみくもに 「キャー!ステキー!」 「すごい!」 「天才!!」 などと褒め称えることではなく 「それは正しいです」 「OKです」 を伝えること。 

なにも難しく考えなくて大丈夫☆ 

正しいやり方を教え、できたら「OK!」「いいね!」「上手!」と言えたら十分です◎ 

学校では、先週から分散登校が始まりました。 

サボっていた訳でもないのに、休校期間中の遅れを取り戻そうと、追い立てられる日々の中、普段できていたこともできなくなったり、疲れが出てイライラしてしまったり…。 

私たち大人は、そんな子どもたちのがんばりを認めつつ、「あなたはそれでOKだよ」のメッセージが伝わるように、声をかけていきたいですね。

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