『やってみよう』児童発達支援みのり


紙コップを積み上げていくうちに、背伸びでは届かなくなってきました。 

「届かなくなってきちゃった。」とスタッフを見て言う子どもたち。 

「どうしたらいいかな?一緒に考えてみよう。」と問いかけてみました。 

すると、「抱っこしてもらう!」と即答。 

「抱っこしてもらうのもいいよね。他にも方法はあるかな?」と聞いてみるとうーん…と考えて、「これ使っていい?」と足台を指しました。 

「それもいいね!やってみよう!」と伝えるとものすごい速さで足台を取りに行き、早速乗って積み上げます。 

また、届かなくなってきました。 

どうするのかな?と見守っていると「これ、いい?」と指したのは、ウェーブバランスの時の"ポコポコ"。 

まずはポコポコの上に乗ってみて、届かないことに気がつきました。 

次に足台の上にポコポコを乗せて、グラグラしていることに気がつき、「これはちょっと…」と言いながら考えていました。 

そのあとは周りをキョロキョロして何かないか探していました。 

スタッフがいつも座っているものはどうかな?と提案してみると「あ!それいいね!」と椅子を持ってきて、自発的に靴下を脱いで椅子の上に上がっていました。 

椅子の上で背伸びをしそうだったので、すぐ後ろにスタッフが待機していたのですが、ふらついても持ち直していました。

スタッフが「びっくりしたね。」と伝えると「そうか、こうしたら危ないんだね。」と返事が返ってきました。

天辺の近くはやっぱりスタッフの抱っこで積み上げました。 

自分で考えて、体験することで完成した時の喜びも大きかったようでした。 


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