「好きこそものの上手なれ」放課後等デイサービスみのりⅡ

学校の宿題のために新聞の切り抜きをたくさん持ってきたA君。 

その中には大好きな車のチラシもありました。 

「これってめちゃくちゃ安くない?」とA君が指差した先には「月々9980円」の文字。

でも、その隣には小さく…「×119回」と書かれている。。 

「Aくんよく見て!」 

「これって安いように感じるけど、本当はいくらなんだろ!?」 

それを聞いたA君は「あっ!」と何かを閃いたようにカリカリとノートに書き始めました。 

「月々ってことは……」 

「1年が12カ月だから、12で割ったらいいのか…??」など言いながら、夢中で計算するAくん。 

答えを導き出したときにはとても嬉しそうな顔をしていました。 

こんな小さな出来事ですが、A君にとって「興味のあること(=身近なこと)」と、なんで勉強しなきゃいけないのかわからなかった「算数」が一本の線で繋がった閃きの瞬間だったのです。 

普段は嫌がる勉強も好きなことを通すとこんなにも目をキラキラさせて取り組むことができるんだなぁ。

子どもたちの力って本当に無限だと思います。 

「好き」から沸き起こる無限の可能性をこれからも大切に伸ばしていってあげられたらと改めて感じる出来事でした。

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