「自分の帽子はどんな形だろう」放課後等デイサービスminori.lab

『ミリーのすてきなぼうし』というお話があります。 

きたむらさとしさんの絵本(2009年、BL出版)で、国語の教科書(光村図書)に掲載されています。 

今の時期、学校の授業で扱われているかもしれません。 

「そうぞうしだいで どんなぼうしにもなる」という帽子をかぶったミリー。 

いろいろなものを目にして、帽子もどんどん姿を変えていきます。 

本当は誰もが帽子をかぶっていて、その形や大きさはみんなそれぞれ違っているということに気づきます。 

「くらくてさびしい水たまり」の帽子をかぶったおばあさんにも出会います。 

 スタッフが子どもの頃には教科書に載っていなかったお話です。 

大人になってから初めて読み、心地のよい気分になったことを覚えています。 

「◯◯くんは今、どんな帽子をかぶってるの?」 

「私って、どんな帽子をかぶってるかな?」と、みんなに聞いてみたくなります。 

ソーシャルスキルにおいても、 自分がどんなことを考えているのか、 他者が自分にはどう見えているのか、などを知ることは大切です。 

ひいては、他者から見た自分を知ることにつながります。

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