「少し先の自分」放課後等デイサービスminori.lab

作り物がうまくいかないとぐちゃぐちゃにしてしまったり、声を荒げたりしてしまうA君。 

今日は「これ数が多いからやって」と部品作りの手伝いをスタッフに伝えて来ました。 

そしてまた、上手くいかなくなると思い切り放ってしまいました。 

そんな時、「ここ、こうしてみてもいい?折角ここまでやったのになんだか悔しいよね」と一緒に作り物に加わってみました。 

「あっ。そっか。ありがとう。」と言ってまた、黙々とやっては「ここがこうなんだ」と気持ちを切り替えて作り始めました。 

上手くできない時は「手伝って。」と言えるようになりました。

 いつもは上手くいかなくても、数が多くても、他の人の手が加わることが嫌なのに。 

助けてもらうことや、協力することで、少し先の自分がどうなるかを考えて行動していたように見えました。  

私も、一緒に作ってみると難しい箇所が本当に難しいことがわかったり、むしゃくしゃする気持ちがなんとなくわかるなと感じました。 

上手く出来た時に、目を合わせてにっこり笑う顔に活力をもらった日でした。 

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