「法改正」放課後等デイサービスminori.lab
今年度4月は、児童福祉法の改正があり、放課後等デイサービスの人員配置基準を含めた改正がありました。
児童にとって手厚い支援が必要な状況にあるのか指標に該当するかチェックをします。
札幌市の各区役所から、保護者に向けて電話での問い合わせがあったようです。
「困っていることはたくさんあるのに、質問されていることとかみ合いません。」
「質問される内容の基準は何なのかわかりませんでした。」
「鉛筆は持てますよね。と聞かれました。」
「字は読めますか?と聞かれました。」
手厚い支援を要するというチェック表の中に、保護者の方々の思いはあるのでしょうか。
今回の指標で、手厚い支援は必要ないと事業所が区分されると、人員の配置は認められず、限られた人員で出来る範囲の療育をしなさいということです。
「利用者に不利益はない。」と行政は言っています。
本当にそうですか?
「区役所の方と話しているうちに、質問されている事より困っていることがどんどん溢れて、いっぱい話をしてしまいました。 そうしたら、分かりましたって言ってくれました。」
保護者の切なる思いに耳を傾けてくれた行政があったのだと安心しました。
私たちは、どんな療育をし、どんな支援をし、児童の今をしっかり説明することができます。
どうか、放課後等デイサービスを利用している子どもの実態を基準とした、真の指標を作成していただきたいと切に願います。
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