「創造力」児童発達支援みのり


絵本の読み聞かせをしていると、 子ども達はいろいろな表情を見せてくれます。 

パンの本を読めば口元を押さえてニヤリ、 小さな子どもが主人公のお話を読めば、自分と重ね合わせて応援したり困ったり。 

 先日、Bくんがこんな事を言いました。 

「オオカミと七匹の子ヤギのお話、あれ、こわいよね~。 特に一番小さいヤギがさ、もうすぐでオオカミに見つかっちゃうよ~!っていう所。 あそこ、ぼく苦手なんだ。ドキドキするよね~」 

「えっ!先生もそのお話のその場面で、同じ気持ちになったよ!」 

「えっ!いつ?子どもの時?大人になってから先生もそう思ったの?僕たち一緒だね、こわいよね。あはははは!」 

この会話の最中のBくんは、ドキドキする気持ちを目で、声で、身体の動きを交えながら、それはそれは豊かに表現してくれました。 

子どもにとって絵本はただの本ではなく、想像の世界への入口なのでしょうね。 

読み終えた後の気持ちを、一緒にいる誰かと言い合うのもまた楽しいひとときです。 

今度はどんな絵本で、どんな表情を見せてくれるかな。

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