「SST(ソーシャルスキルトレーニング)おなじところさがし」放課後等デイサービスminori.lab 小1〜小4対象

先週のSSTは、「おなじとこさがし」でした。 

お友達とペアになって、相手と同じところを探します。 

同じ色の服を着ていたり同じ形のカバンを持って来ていたり、見てすぐわかることだけでなく、「なんの色が好き?」「果物は何が好き?」「好きな勉強は?」「好きな給食は?」など、いろんな質問が飛び交います。 

友達と同じものを見つけたら、「あ、おんなじだね!」と嬉しそうにプリントに書いていました。 

そんなある日、Aちゃんと一緒に遊んでいた時に学校のお友達について話しました。 

お友達とどんな話をするの?と聞いてみると、「Aは〇〇が好きで、おなじ○○が好きな子もいたの。だけど、〇〇のことを知らない子もいたんだよ!」 

Aちゃんは、そのお友達が知らないことにちょっとびっくりしたそうです。 

「おなじとこさがし」でも「おんなじだ!」と合うところもあれば、「ちがったね〜」と合わないこともあります。 

このやりとりの中で、自分が好きなものや興味を持っているものは、相手も同じではないことに気づきます。 

自分でお友達に聞いてみたり、お友達とコミュニケーションを取ることで、分かり合えることが増えます。 

他者の思いに近づき、共感したり尊重し合えるようになれるといいですね。 

Aちゃんの話を聞きながら、SSTで行ったことを、自然に友達との関わりの中で使っている子ども達を見て、とても嬉しくなりました。

0コメント

  • 1000 / 1000