「SST〜会話の仕方〜」放課後等デイサービスみのりⅡ

先日のSSTでは「会話の仕方」について取り上げました。 

自分だけが話し続けてしまい相手の考えや気持ちを受け入れられない。 

相手に合わせてばかりで自分の気持ちを伝えられない。 

このようなことが起きてしまうと、コミュニケーションが上手く取れず、衝突する原因にもなってしまいます。 

相手の話を聞きつつ、自分の気持ちも伝えていくことを意識することで、円滑なコミュニケーションに繋がります。 

ロールプレイングを実施した後に、スタッフが「普段の自分はどちらの場合が多い?」と尋ねると、
「俺は相手に合わせる方が多いかな。ちょっとは自分の意見も言うけど。」「私は話す相手によって変わってるかもしれない。」
など、それぞれに自分の日常を振り返って答えてくれました。 

「相手に合わせられること」は、「協調性」として、「自分の考えを話せること」は「自己主張が出来ること」として、長所にも結び付く要素です。

ですが、「自分や相手への尊重」を欠いてしまうと途端に一方的な関わりになってしまいます。 

これからも、子どもたちが人との関わり方について様々な観点から学んでいけるように、SSTを実施していこうと思います。

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