「ゲームを通したかかわり」放課後等デイサービスみのりⅡブログ

療育の休憩時間、子どもたちから「一緒にゲームをやりましょう!」とお誘いがあります。 

そのゲームは、平和な村に紛れ込んだ狼を見つける、というもの。 

ゲームの参加者それぞれが、村人や狼、占い師などの役割りを与えられ、自分以外の役割りは分からない中、ゲームは進みます。 

早く狼を見つけ出さないと…と、ちょっとしたスリルがあります。 

また役割りによっては、狼から他者を守ることができたり、参加者の中の一人の役割りを知ることができたり、なかなか複雑なルールなんです。 

ルールが「?」のスタッフにやり方を説明してくれたり、使用するカードを手作りで用意してくれたり、子どもたちの積極的な姿がうかがえます。 

そして、ゲームが始まると子どももスタッフも真剣。 

誰が嘘を言っているか?正直に話しているか?他者の喋り方や表情、態度を観察します。 

そして自分を信じてもらうには?どうアピールしたら良いか?

相手に伝える力も必要です。 

複雑なルールの中、色々考えゲームに参加する姿に子どもたちの成長を感じつつも、休憩が終わりに近づいても「もう一回やらせてください!!」粘る様子は、まだまだかわいらしさが残っています。

0コメント

  • 1000 / 1000