「学び」放課後等デイサービスみのりⅡブログ

笑ったり、おしゃべりしたりと賑やかなグループだからこそ学べることがあります。 

ある療育の最中、子どもから「『ひょうか』の『か』ってどんな漢字ですか？」と質問が出ました。 

「『評価』の『か』は～」とスタッフが話そうとした時、「知ってる！価値の価だよね！」「そうそう、にんべんに～」と他の子どもたちの声が。 

それを聞き、質問してきた子も「あぁ！わかった！」との返事。 

その後も、ひらがなを並べ替え形容詞を作る課題で「ヒントください。一番上の文字は何ですか？」とスタッフに聞いてくる子が。 

「一番上の文字は『お』だよ」のヒントを、横で聞いていた上級生が「あっ！こうじゃない」と下級生に教える姿が見られました。 

学習というと、先生に教えてもらい覚えることに目がいきがちですが、子ども同士が互いに教え、学び合うことも大切な学習です。 

教える側は知識を持ち、それを理解していないと、相手に教えることはできません。 

また、相手にわかりやすく伝えることができるかも重要です。 

そして、自分の言葉で説明できると、自分の理解も深まります。 

ついつい「学習中は静かに～」と言ってしまいがちですが、子ども達が学び合う大切な機会を、スタッフは静かに見守っていきたいです。