「ディスレクシア」 放課後等デイサービスminori.lab 小1〜小4対象

かかわり教室は本を読むことが好きなスタッフが多いです。 

私もいま本を読んでいます。 

その本は、ディスレクシアの当事者や親御さんのインタビューや具体的な支援方法が書かれている『怠けてなんかない!』(品川裕香著)です。 

『ディスレクシア(読み書きのLD)』とは知的能力や視覚・聴力機能に問題がないにもかかわらず、読んだり書いたりすることが難しい読み書き困難のことをいいます。 

言葉や概念としては知っている『ディスレクシア(読み書きLD)』については、まだまだ学ばなければならないことが沢山あります。 

「文章は他の行を隠すことで、読む行が分かりやすくなる」

「マス目や罫線を使うと、計算しやすい」等、可能な支援は普段の療育にも取り入れています。 

この本を読むことで、『ディスレクシア(読み書きLD)』は、本人が真面目に一生懸命に学習に取り組んでいるのに、周りには怠けて見えてしまうこと、時代や環境により、受けられる支援が違ったことなど、当事者や親御さんが経験したことを知ることで、より大変さに気付く機会となりました。 

でも「大変ですよね」という一言で終わらせられない、終わらせていはいけないことだとも。 

困っている子ども達に気付けるポイントを知り、支援方法を考え実践していく、また、周りの理解や協力の大切さ感じました。 

そして、私たちスタッフも、理解と適切な支援に向けて、まだまだ勉強の日々は続きます。

                                      (カミナ)


※文中で紹介のあった品川裕香さんは当法人の理事加藤醇子先生(クリニックかとう)が設立されたNPO法人らんふぁんぷらざの事務局長さんです。

https://www.npo-lenfantplaza.com


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