「荷物運び」 児童発達支援みのり 未就学児さん対象
今回は、運動遊びの中の一つ「荷物運び」を紹介します。
四角い台を荷物に見立てて、台を押して進んでいくシンプルな遊びですが、体幹を鍛える要素がいっぱい入っています。
押す力も大切ですが、その力を上手く使うために身体をしっかり支える筋力や体幹が必要になってきます。
体幹が弱いと腕がくねくね曲がってしまったり、腰がフラフラしてまっすぐ進めなかったりして、押す力も弱まってしまいます。
繰り返しおこなっている子どもたちは、大きくなるにつれ、この荷物が1個から2個、3個、4個と増えていきます。
慣れてくると、荷物が増えていくたびに「できるよ〜!」と得意げに、力いっぱい押して運んでくれます。
この「荷物運び」の台を押す姿勢や動きは「雑巾掛け」の姿勢にそっくりなんです。
「荷物運び」をしている子どもたちを見ていると、小学校の教室を、友達と並んで雑巾掛けの競争をしたことを思い出します。
生活の中の何気ない動きが、身体を作ってくれていたんだな〜と感じました。
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